脚編02 -間接を仕込もう-

脚パーツをに間接を仕込んでいき、自由にポーズが取れるようにします。



図1
■各ブロックのパート分け

腿、スネ、足首の3つのブロックでパート分けします。
図ではわかり易いように色分けしています。

図2
■X軸方向の回転ジョイント

まず股間接にジョイントを仕込みます。

「パート/回転」を選び、股関節の支点になる位置から左方向(X軸マイナス方向)にドラックしていきます。
するとX軸方向に長い十字の線が描かれます。

図3
■Y軸方向の回転ジョイント

次にX軸方向のジョイントと同じ中心の位置から、「パート/回転」を選び、上方向(Y軸プラス方向)にドラックしていきます。
するとY軸方向に長い十字の線が描かれます。

図4
■Z軸方向の回転ジョイント

さらにX軸方向、Y軸方向のジョイントと同じ中心の位置から、「パート/回転」を選び、前方向(Z軸プラス方向)にドラックしていきます。
するとZ軸方向に長い十字の線が描かれます。

図5


図6


図7
■膝、足首間接

5のようにX軸の中にY軸、Y軸の中にZ軸を内包させます。(出来た回転パートを、ここでは「3軸回転パート」と呼ぶことにします。)

その3軸回転パートをコピーペーストし、膝関節にあたる位置に移動させます。
さらにコピーペーストし、足首関節にあたる位置に移動させます。(図6)


次に図7左のように、1番上の3軸回転パートの最下層に腿ブロックを入れます。
2番目の3軸回転パートの最下層にスネブロックを入れます。
3番目の3軸回転パートの最下層に足首ブロックを入れます。


そして図7右のような親子関係に、各3軸回転パートを内包させます。



〇Tips -ポージングのために -
ここまでで各関節のX、Y、Zの各軸回転パートを作りました。
各回転パートの名前の先頭には面倒でも必ず「|」を付けましょう。

完璧にするには、「|右腿X軸回転」や、「|左肘Y軸回転」といったように、「|+間接名+方向軸回転」と名前を付けておきましょう。
Shadeは回転パートの数値をインポート/エクスポートできるのですが、「|」が付いてる回転パートの数値のみインポート/エクスポートできます。

※名前が同じだと、ポーズのインポート/エクスポート処理がおかしくなるので「|」の後ろの間接名は被らないようにしましょう。

ロボットが完成したらポーズをつけることになるでしょう。そのとき「|+間接名+方向軸回転」と名前と付けていればポーズのインポート/エクスポートが出来るので、ものすごく助かるハズです。

図8
■自由に動く関節

これで股関節、膝関節、足首間接が自由に動かすことが出来るようになりました。


各回転パートを選択すると、ブラウザ左側にあるスライダーが操作できるようになります。操作して各関節が正常に動くかどうか試してみましょう。

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